心配しただけなのに
今朝彼息子の仮装パーティーでの写真を見せてもらいました。
彼は1800年代の詩人風。黒い背広に白シャツ、光沢のある緑の短めなネクタイ。シルクハットをかぶっていました。
彼女はクラッシック歌手風。派手な化粧に胸のあいた黒いドレス。とても美しかった。。
この装いを見て、素敵~♪と思ったもの、じっくり見ていると、Dの顔がやつれて見える。隣の彼女と比べたら誰にでもはっきりと分かるくらい憔悴した様子。。
「仕事で疲れてるのかな。それともよく眠れなかったのかな。メールして聞いてみたら」と言うと、最初は写真のせいだよと言っていた彼が、だんだん腹が立ってきたようで、
「自分は誰よりも息子のことを思っているし、毎日のようにメールでやり取りしている。そんな風に言ったら心配するじゃないか!」
私は”彼息子はどこか悪いの?”と言った覚えは1度もない。
彼は妄想が膨らんでそんな風に聞こえたのか、どんどんテンションが上がってきて攻撃された。
”Sei matta”(お前は狂ってる、またはキチガイだ)はいつものセリフ。
彼母もちょっとしたことでよく使う。きっと習慣になっているのだろう。
私はこう言われると頭にくる。「言葉に気を付けてよ!」というともう手の施しようがない。。
何度も何度も繰り返し、”こう言った、ああ言った”離れている息子のことを心配してしまうのにそういう言い方をするか!もう何度も喧嘩の繰り返しで嫌になった。来月帰国しているうちに住民票(私の)を変えるから。帰国したらもう帰ってくるな!”と言われました。
私はただ彼息子のことを心配して言っただけなのに。。
思い込み?
昨日は”Festa di donna(女性の日)”でした。
イタリアでは、男性から女性に日頃の感謝を込めてミモザの花束を贈る習慣があります。
ミモザの花は可愛らしく香りも大好きなのですが、今朝彼母から
「ミモザは夜は外に出して」と言われました。
健康を害するとか。寝ているうちに呼吸するからいけないと。
時間が経つと、花粉が落ちたりはするのですが、ベッドから7mも離れているピアノの上に置いているんです。
むしろ居間のサイドテーブルに置いてあるミモザの横にいつも座っている彼母の方が健康を損ないそうですが?
”日中は関係ない”。。そうです。
ポインセチアを購入した時も言われましたっけ。
”夜は外に出すように。健康によくない”
ポインセチアは気温の変化ですぐに枯れてしまう繊細な植物。
毎年クリスマスの前に買うので、外はと~っても寒い。
勿論近くに置いていても健康を害するということは全くないし、ポインセチアは室内で育てるもの。
健康を害する記事をインターネットで彼に調べてもらい、やっと彼母を納得させました。
ミモザも毎年飾っているし、健康を損なったことなんて1度だってない!
ちょっと強く出てしまったら、彼に「Mimi!」と怒られました。
昔の人なので、ず~っと長年信じてきたことを間違いと信じさせるというのは大変です。それにすぐ忘れてしまうし。
喜びから突き落とされ
彼宅には30年以上使っているような古くて大きな掃除機があります。
ホースの蛇腹にはたくさんの切れ目が入り、もう長いこと使用していません。
掃き掃除はプラスチックの箒を使用していますが、キッチンマットが毛羽立っていて、何度掃いてもごみがくっつきストレス溜まりっぱなしでした。
1か所を4度も5度も掃かないとうまく取れないという。。箒が悪いのか、マットが悪いのか。。
掃除をするのは私なので、彼に”掃除機が欲しい”と言っても相手にしてくれず。。
最近彼もキッチンマットが掃除しにくいというのに気づいたようで、時々ショッピングセンターへ行っては掃除機を見に行ったりしていました。
今朝、彼ママの調子がよかったので3人で近くのショッピングセンターへ行くと、掃除機が安くなっていました。片手掃除機です。
でも床用であって、カーペットはダメだそう。
彼は安いものではなく、機能的にしっかりしてコンパクトで。。という考えがあったようでして、店員にいろいろ聞いていました。
彼ママが一緒にいたせいで、”私が買ってあげる”という有難い言葉を頂きまして、彼が望む新しい掃除機が家にやってきたわけです。
ところが、、
「キッチンマットは油で汚れているから、ここは掃除機なしね」と言われ、、、
箒で掃くのに大変だから買ったんじゃないの~!!とガッカリしました。。
ほかにもカーペットが沢山あるので、今まで気軽にできなかったカーペットの掃除ができるようになってよかったものの、、、
ああ、、、キッチンマットがストレス溜まるんだけどな~~~~
結局掃除機の吸い取り口を変えることでキッチンマットも掃除できることになりましたが。。。毎朝のこと。キッチンマットだけの為にいちいち掃除機だすのか、分かりません。
彼母は寝たきりでも重病でもない
彼はどういうわけか、彼母を一人家に残して外出するのを嫌がっている。
買い物はいつも彼が行き、私は彼母と留守番。
何日も外に出ないでいると気が滅入る。
彼母は胆石持ちなので、それこそ食事には気をつけているが、重病でもないし寝たきりでもない。
寝たきりだとしたら、いろいろと世話が必要で私と彼が揃って外出ということは難しくなるとは思うけど、彼母一人残して2時間くらいの外出に何の抵抗があるんだろう?
昼食後はずっとソファーでTVを見ているだけなのだから、私達がいようがいまいが対して変わらないと思うのだが。
久しぶりに昼食後3人でショッピングセンターへ出かけることになっていた。
広いショッピングセンターを長いこと彼母は歩けないので、車内で待っててもらうことにし、30分ほど彼と2人で買い物を済ますということで皆承諾していた。
昼食後後片付けをしていると、雨が降り出し、ものの2分で雨は上がったにも関わらず、彼は”天気が悪い”といってショッピングセンター行きは中止になってしまった。
久しぶりのショッピングセンターのお出かけを楽しみにしていた私は一気に気分が落ちてしまった。
雨が降る前となんら変わりはないし、道路はすでに乾いている。
小雨が降ったとしても車移動で濡れるわけはないのに、、、
彼母は2人で行っておいでと言っているにも関わらず、彼は3人でなければいかないと強情だ。
明日は晴れるから明日行こうと言っているが、日曜のショッピングセンターってすごく混んでいると思うのだが。。
それにコロコロと女心のように変わる彼だから、明日行こうと言ってもあてにはならない。まして気難しい彼母も”気分がすぐれない”と取りやめになる可能性大である。
ああ、彼に振り回され、彼母に振り回され、、、
ケジメ
彼宅は彼母が買ったもので家賃はいりません。
毎日の食費は払ってもらっていますが、その他の光熱費、水道、電話、インターネット、共益費はきっちり折半しています。
自分の服、その他のものは自分で払い、彼に買ってとねだったことは1度もありません。
最近のこと。
彼の銀行カードがなぜかインターネットで度々エラーになるというので、インターネットで購入した書籍は私が立て替えました。(これはそれほど高くなかったのですぐに現金でくれました)
その後車の保険を払わなくてはならなくて、また私に立て替えてほしいと言ってきたので、快く承諾しました。
日本円で4万円程度。
彼宅の前にあるATMで、半分はすぐに返してくれましたが、残りは今度と。。
その後彼母の現金をおろしたりしましたが、残りの返金についてはまるでなし。
共益費の支払いがきて、半分は返金のうちから引いてもらい、今日また電気代がきたのでそれも引いてもらい。。
これでチャラだなと。
後2000円くらいあるんですけど?
と言うと、えっ?という感じでしたが、これは彼の車の保険のお金。
それを私が立て替えて返してほしいという。
当たり前ではないですか。
彼は食費も払っていないのだからという頭があるのでしょう。
実際にほとんど払っていないし、2000円くらいあげてもとも思いますが、ごっちゃにはしたくない。
”外食しにいって、私が払ってもいいけど、これはキチンと返してほしい”とハッキリ言いました。
ケジメがつかないと嫌なんです。
彼を怒らせないためには 1
彼はキレないと普通にいい人だと思う。
マメで愛情が深いし、タフだし疲れたという言葉を彼からは聞いたことがない。
ただ神経質で潔癖症なところがあり、その部分では結構彼を怒らせてきたと思う。
彼を怒らせないために、少し考えてみたいと思う。
まず、彼はプライドが高いので「あなたは間違っている」ということはご法度だろう。
今迄散々言ってきてその度に喧嘩になるので、言い方を変えようか。
「私はこう思うんだけど」
これくらいの方が可愛げがあるという感じがする。
昨夜彼母が夜中にトイレへ立ち、その後悪寒がしたという。
胆石持ちなので、あっさりした食事を心がけているのだが、昨日は久しぶりに外食した。勿論重たい食事ではなく、トマトソースのパスタに鶏肉のグリル焼き、ブロッコレッティ炒めだけだった。
それなのに、今朝彼が、
「きっと昨日の外食で悪寒がしたんだ。あの肉は一口食べたら少し古い感じがした」と言う。
私も同じものを食べたが、全くと言っていいほどお肉は上等な仔牛肉と鶏肉で新鮮この上もなく、柔らかで美味しかった。
それにもし外食が原因だとしても、それで悪寒????
頭から否定してはいけないと思って何も言わなかったけど、後に2人で出かけたときにも言う賞ので、さすがに
「外食が原因だったらまず下痢とか消化不良で吐くとかでしょう?悪寒なんだから、夜中にトイレへ起きて温度差で寒かっただけじゃない?」と言った。
胆石持ちは時々悪寒がしたり吐いたりするとネットで調べたらしいが、悪寒も1回きりだし、吐いてもない、熱もないのだから。
午後ホームドクターの所へ行く用事があったので、そのことを話したらしいが、
”夜中の温度差でしょう”と言われたそうだ(笑)
彼が間違っていることを堂々と彼母に説明している(日本人のこととか)と私も穏やかではいられない。
でも私自身も如何に穏やかに、イラつかないで話せるかというのも喧嘩に発展させないカギだと思う。
彼に謝った
昨夜はソファーで寝ようとしたものの、慣れていないのでどうも寝心地が悪く、体はボロボロに疲れているのに(何時間も泣いてしまって憔悴していた)30分しても眠れないので、これはもう謝ってベッドに寝せてもらおうと思い、寝ている彼のところへ。
”ごめんなさい”というと、何も返事はなかったが、”横で寝てもいい?”と聞くと”好きにしろ”と言われたので、ベッドで眠った。
翌朝洗面所にいた彼はまだ怒っており、”朝食の準備をしようか?”というと(朝食はいつも私が準備している)”自分と母の分は自分でやるから、お前は好きにしろ”と言われ、ドアを閉められたが、このままではいけないと思い、”昨日謝ったし、私が悪かった”というと、2つ、3つ罵声を浴びせられたが許すとは言ってくれなかった。
喧嘩をしても結局は私が謝ってしまう。今迄も許すと言われたことは1度もない。
兎も角食事の用意をさせてくれたので、少しは気持ちが安定したんだろうと思う。
彼母は昨日私に向かって、あなたが悪い!と一方的に言ってきたが(私の言い分も聞かなかった)彼母には謝らなかった。彼母と喧嘩をしているわけではないし、第一カップルの喧嘩に口出ししてきて欲しくはない。夫婦喧嘩は犬も食わないというではないか。
私が折れなかったら、きっと出ていけ!と言われたかもしれない。まだ私の中で
彼と別れるという気持ちが固まっていないし、こんな些細なことで別れたくもないし。
彼の性格はだいたいわかっているのだから、彼の言うようにすればよかったと少し後悔している。普通だったら私の言っていることを聞き入れてくれると思うけど、彼はこういう性格なのだから仕方がない。
一般的にはこうするだろうということは彼には通じないというのが改めて分かった。